ゆみしな日記

ゆるく自然派育児 ズボラ専業主婦の個人ブログ

人と比較して生きるの辛くないですか?

私は二人目不妊で妊活中に

人と比較しまくり

いつも気分が落ち込んでました。

 

9年間作業療法士として務めた病院&老健

育児&妊活に専念することを理由にやめました。

 

さぁ、これでストレスがなくなり

二人目の子を授かれるだろう!

と思っていたものの…

一年経っても

二年経ってもできず…

妊娠検査薬をムダにする日々。

基礎体温がガクンと下がり

トイレで何度落胆しただろうか。

 

あの頃の私は

やっぱり一人っ子はダメだ、とか

子どもが作れないのは、母親として失格、とか

そんな思い込みが本当に激しくて。

ママ友と遊ぶときも子どもが二人いたりすると

比較してしまって辛かった。

子どもが一人もいなくて妊活してる人は

もっと辛いのかもしれないね。

 

あの時ビジュアル分析学を学んでたら

そんな辛い思いをすることはなかったのだろうな…と今では思う。

 

他者と比較してしまうから辛い。

人は人!自分は自分!

そう思えたら楽なことはわかってるけど、

心からそう思えるようになるのは難しい?

いや、そんなことはないです。

人によっては大変な作業かもしれないけど

決して難しいことではないと思います。

沼にハマってるとよくありがちなのが

誰かに依存して答えを求めること。

そーではない。

答えを見つけだすのは自分。

やることはとてもシンプル。

自分の歴史を俯瞰し

気づき、認め、受け入れ、許す。

この作業の繰り返し。

それを上手にサポートしてくれたのが

私にとってはビジュアル分析学のワークブックでした。

もしかしたら、他にも手段は色々あって

最終的に行き着くところは一緒なのかもしれない。

だけど

私はビジュアル分析学を学んだことで、人生が開けたので

やっぱり自信をもってお勧めしたいです。

 

ビジュアル分析学のワークブックの書き方については私が30日間無料サポートできますので

興味がありましたら「野田ゆみこ」まで

ぜひご連絡下さい☆

今年の梅仕事〜梅干し編〜

以前は梅干しを自分で作っていたのですが
一昨日は次男の妊娠で悪阻の真っ最中

去年は子どもたちのアトピー悪化で

なかなかできず

今回3年ぶりに仕込みます!
今回はみゃく塩というギリシャ産の天日塩を頂いたので、これを使ってみます。

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何回やっても作り方を覚えられないので
今年も野田琺瑯のレシピを引っ張り出してきました。

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梅は自然食品店の旬楽膳で無農薬の梅を2キロ購入!

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めちゃくちゃ良い香りで、この香りを永遠に嗅いでいることはできないだろうか…と何度思ったか。

昨夜せっせと梅を洗って
丁寧に拭いて
ヘタをとって
塩と混ぜて
琺瑯容器に入れ
重しをのせて
仕込み完了!
漬け汁があがってくるのをしばらく待ちます。
次のステップは梅雨明け!
楽しみ♡
その間に今年は梅味噌も作っちゃうぞ!


#うめしごと
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心がざわつくときの思考パターン

今日(昨日)は月1回のビジュアル分析学勉強会でした☆

 

先月に引き続き、主にトラウマについての話でした。

 

いやぁ。奥が深くて本当に面白い。

 

私こういう勉強がしたかったんだ!とつくづく思いました。

 

自分の思考パターンに気づくこと。

すごく大事よねって話。

 

私の心がざわつくときの思考パターンは

 

嫌われたくない。

仲間外れにされるのが怖い。

人に必要とされないのが怖い。

 

大体この恐れの感情がポイントです。

 

多分一番初めのきっかけは幼稚園の頃にいじめにあったことなのかなーと思う。

 

クラスのリーダーっぽい女の子に嫌われていた。

小1のときもそんなことが少しあった。

 

でも今思い返してみると、全然大したいじめじゃなかったんですけどね。

当時の私は

そんな私を嫌ってる子が一人クラスにいるだけで

学校に行きたくなくなって

ズル休みをしちゃうような子でした。

 

そういえば人生で一度だけ

「死にたい」って思ったことがあります。

 

小6のときなんですが

友達と廊下でふざけていて、ポンって突き飛ばした先がちょうど階段で。

友達がバランス崩しちゃって。

階段から落ちて腕を骨折しちゃったんです。

私が友達の腕を折ってしまった。

大ケガさせてしまった。

それがとってもショックで。

6年生の先生が各クラスの朝礼でその出来事についての話をしていました。

「ケガをさせたのは私だってすぐみんなわかるよな…。

暴力的な女だってみんなに思われちゃう。

嫌われちゃう。

どうしよう。」

 

ずーっとそんな風に考えていて

 

友達を大ケガさせてしまうなんて

私は最低な人間だ。

私も階段から落ちるか?

いっそのこと死んでしまいたい

とずっと思ってました。

 

担任の先生は私に

「お父さんお母さんには話した?ちゃんと自分で話してお友達のお父さんお母さんの所に謝りに行きなさい。」

と何回も言ってました。

そう何度も言われるのも辛くて。

 

結局、私は自分の口から親にも話せず、お友達の両親に謝ることもできませんでした。

現実逃避しました。

多分私のお母さんは知っていたけど、私と同じタイプなので、親子で現実逃避して、ご両親に謝りに行きませんでした。

それでも毎日辛くて。

全く楽しくなくて。

 

そんなとき、保健室の先生が私の様子に気付いてくれて、話を聞いてくれました。

どんな話をしたかはもう覚えてないけど

そのとき初めて泣いたのは覚えてます。

 

「ゆみこさんも辛かったね。いっぱいお友達のこと考えて、反省しきったら、もう忘れていいんだよ。」

確かそんなことを言ってくれたような気がします。

 

初めて許された感覚でした。

私、生きてていいんだ。って思いました。

 

お友達を大ケガさせてしまった事実もショックだけど

私は周りからどんな風に見られてるのだろう?

みんな私のこと嫌ってるんじゃないか?

私の居場所なんてない。

 

そんな気持ちが強かったです。

 

 

で、今に至り…

 

33歳にもなりますが。

多少程度は軽くなったものの…

まだ同じ思考パターンで、心がざわつきます。

 

最近だと…

ママ友グループが私抜きで楽しそうに喋ってたりするだけで、心がざわつきます。

 

で、心の中のもう一人の私が

「そんなのどーでもよくね?あんたいつもそうだよ!気にしすぎ!なんでそこまで人に好かれたい?嫌われたくない?みんなから好かれる必要ある?」

と言ってます笑

 

もう一人の私が出現するようになっただけ

心が成長してます笑

今まではその思考パターンに気づかず

ただモヤモヤしたままで、とにかく忘れよう!!

と思ってました。

 

うーん♡

まだまだ掘り下げるところ満載な人生です♡

ビジュのワークブック、そろそろ二回目やろうかな♪♪

 

ワークブックのサポートもしてますので、一緒にやってみたいなって人がいましたらいつでも声かけて下さいね♪♪

 

読んで頂きありがとうございました!!

 

ワークブックの詳細はこちら↓

ビジュアル分析学協会

https://www.bijyu.website

 

仕事と育児の両立。できてますか?

こんにちは!
なちゅママティーチャーの野田ゆみこです。

みなさんは仕事と育児の両立。できてますか?

私は21歳から30歳くらいまで作業療法士というリハビリの仕事をしていました。

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28歳で長男を出産し
産休・育休を経て…
長男が1歳2ヶ月のときに職場復帰しました。
が!

私は仕事と育児の両立、全くできていませんでした!!

ボロボロだった産後・育休あけの職場復帰についての話をします。

元々仕事に対するモチベーションが低かった私。(←オイオイ✋笑)
何かきっかけがあれば仕事辞めたいと思っていたのに、なぜか育休までとって職場復帰!
産前になかなか仕事を辞める選択をできなかったのは
自分と向き合うことをせず
本当に大切にしたいものに気づくことができていなかったからだと今では思います。

そんなマインドは職場復帰してからも続き…

長男を保育園に預けた初日にギャン泣きされ
私も保育園を出た後に号泣。
そのとき
「長男ともっと一緒にいたい。仕事辞めたい。」
と心から思ったのでした。

それでも職場復帰すると
周りの人たちが支えてくれて
ちゃんと私が復帰後の準備もしてくれていて

良い職場だなぁ…
こんなとこ辞めたらもったいないよなぁ…
と、また揺らぐのでした。


4月に職場復帰してすぐ
長男が風邪をひき、発熱。
それがほぼ毎月!
その頃既に自然派育児をしていて、薬なし、病院に行かない生活をしていたため

保育園の先生からはいつも
「病院行きましたか?」と聞かれ
「行ってません。」と言うと
「(why?)🤷🏻‍♂️」みたいな顔されてました。
行ったほうがよいと遠回しに言われることもありました。

風邪だけで終わればまだよいほうで。

風邪こじらせて肺炎になって入院一歩寸前だったり
酷いとびひで保育園に通園できなくなったり
インフルエンザになったり
ノロウイルスからの脱水で入院したり

子どもだけで終わることなく、大体私も二次感染。

長男はいつも咳か鼻水を出していて
保育園から帰ってくると不機嫌で
健康な状態で通園してるほうがはるかに少なかった。
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子どもの体調不良で仕事を休むことも多く
職場に迷惑ばかりかけてしまって
なんでうちの子はこうなんだー!!
といつも悩んでました。

今思えば
私自身のマインドと子どものマインドがすごく深く関わっていて

抑圧の結果だったんだなぁということがわかります。

ビジュアル分析学を学び
なちゅママになって
本当によかったです。

仕事と育児に追われ
毎日上手くいかないそこのお母さん!
もしかしたら何かがおかしいのかもしれませんよ?
吐き出したら何かに気づくかもしれません。
誰かに思いを吐き出すこと。すごく大事です!

無料診断&無料相談いつでも受付けてますので
お気軽に「野田ゆみこ」までご連絡ください♡


仕事辞めた後のドロドロ沼にハマった二人目不妊についての話もそのうち書きます♪

読んで頂きありがとうございました♡



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産後うつ+アトピー=メンタル崩壊

うちの息子たちはほぼ同時期にアトピー性皮膚炎になりました。

アトピーの程度としてはそんなに酷くないのかもしれないけど、二人同時にアトピーになる経験ってなかなかないのかな?と思い、ピークの時の話を書きます。

次男出産後に私産後うつになりまして、子どもたちのアトピーピーク時、次男はまだ生後3ヶ月くらいで、授乳で夜も何回も起きていて、

やっと寝たーと思っていたら、今度は長男が「かゆいーかゆいー」と大泣き。

手当てして、寝たなーと思ったら、今度は次男が起きて…

の繰り返しで…

ほんと、全然眠れなくて気が狂いそうだった!!!!

シーツ、包帯は毎日血だらけだし。

「お母さーん、助けてー」と泣かれるのが本当に辛くて、私も時々泣いてました。

次男の3ヶ月検診のときに、裸になって、発達状況をみてもらうことがあったのですが

他のどの子見てもツルツルの肌してて。

うちの子は裸になった途端に顔やお腹を搔きむしり、出血してて。

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比較しちゃって、ズーン。

医者・看護師さんからも「薬塗ってる?」と聞かれ、「塗ってないです。」と答えると

「かわいそうだから、病院でちゃんと診てもらって、しっかり薬塗って治してね。」と言われました。

その時既にポリシーをもって、脱ステロイドのスキンケアしてたけど、しゅんとなっちゃいました。

 

今思うと、完全に私のメンタルが崩壊してました。

旦那さんに「肌すごく悪くなってない?病院行ったほうがいいんじゃない?」と言われ、心配して言ってくれてるのに、私のやり方を否定してるんだ!!と思いこみ、素直に受け取れられてませんでした。

 

今もまだ息子たちのアトピーが完全に治ったわけではありませんが、ピークは終わってて、時々排出のスイッチが入ったときに、適切なケアをしてあげてます。人と比較することはなくなり、今はどっしりと構えてケアをすることができてます。

 

あの時の私みたいに子どものアトピーに悩むお母さんたち、きっとたくさんいるのでしょうね。

 

スキンケアの方法も大事ですが、メンタル、すっごく重要と感じてます。

 

外側、内側、メンタル、あらゆる側面からアトピー治療のサポートさせて頂きます。

お気軽にご連絡ください♪

 

肌skin rescue協会認定アドバイザー

野田ゆみこ

https://www.skinrescue.online

ありのままの自分を受け入れる

私が最近意識がガラっと変わったのはビジュアル分析学協会のワークブックをやったことがきっかけなのですが、

思い返すと今までも結構色んなことを試していました。

・風水占い

ヒプノセラピー催眠療法

ホメオパシー相談会

・タッチフォーヘルス(キネシオロジー

・守護神リサーチ

・強み発掘

・タイワ

・霊視

ざっとこんな感じ。

こういうものを知らない人たちから見たら、病んでると思うのかな笑

 

その時の記録を振り返って読んでみたところ、まぁ惜しいところまでいってる感じのもありました。

 

でもなんで変われなかったか?

・母親を認めるという作業までたどり着けなかった

・私がどういう人間なのかを自分ではなく、他者に診てもらうことが多かった

・ありのままの自分を受け入れることを知らず、もっと自分の長所を見つけて自信を持たなきゃと思っていた

 

どれだけ人からあなたはこーだね、あーだねと言われても

やっぱり自分のことを一番知ってるのは自分。でも一番見えていないのも自分だったりする。

 

ビジュのワークブックは診断士の方がサポートに入ってくれますが、基本的に全部自分一人でやる作業です。

ワークブックではオーガナイズで自分年表というものを一番最初に作ります。

生まれてから今までのことをだーっと書いていくと、なかなかヤバい人生を歩んでいることに気付きました。(内容は絶対誰にも見せられない、言えないことがたくさん!)

その後にミラーリング

ここで親、自分、子ども、友人、職場など…それぞれへの思いを吐き出します。

ここまで書き終えても、私はなかなかピンとこず…。

それを外山ユミさんに伝えると…

「今までの出来事をちゃんと自分のこととして受け入れられてないんじゃない?今まですっごいよく頑張ってきたじゃん。この過酷な生い立ちこそが自分の強みなんだよ。」

って言われて、

「はぁ!!そっか!なるほど!!!」

と、そのときにカチーンとスイッチが入りました。

今までのブログでも書きましたが、私が特に辛かったのはやはり、幼少期から10代。

この過酷な生い立ちこそが自分の強みなんて発想は今まで全くしたことがなかった!!

全ての根源はそこにあって、ずーっと今まで私の視界を曇らせていた。

まさかの!

辛い経験をした過去が私の自己肯定感をめっちゃめっちゃアップさせてくれました!

 

私が以前と少し変わったことを主人も感じてるみたいで、

「何かの宗教に出会って、変わってしまった。」と言ってます笑 (たぶん冗談)

宗教ではない、と伝えましたが

主人はそれ以上聞いてこないし、多分興味のない人なので、説明はあえてしてません。

でも応援してくれてる感じはします。

 

こうして私がブログやSNSで自分のことを書くようになって、一週間ほどなのですが、

色んな方から反応が返ってくるようになりました。

共感してくれている人がいるのはとても嬉しいし、励みになります。

 

実はこのブログを私の母が読んでいます。

私が読んで!とリンクを送りました。

そうしたら、お母さんがたくさんの感想を送ってくれました。

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こんな誤字脱字だらけのLINEですが、お母さんの思いが伝わってきて、涙が止まりませんでした。

もうお母さんのことは許せていたので、謝罪をして欲しいわけではなかったけど、こうして互いに歩み寄ることができて、本当によかったです。

今までは私が昔の話を掘り返して「辛かった!」と伝えても話をそらすばかりだった母が、こんな反応をしてくれるとは思ってなかったので、私が心から母を許し、認めることができたことで少しお母さんの気持ちにも変化があったのではないかな?なんて思ってます。

答えが自分にあったなんて、本当にびっくり。

 

辛かった過去のおかげで、本当に進みたいと思える道をみつけることができました。

 

来週からビジュアル分析学を本格的に学び、同じように心の問題を抱える方のサポートをしていきたいと思ってます!

夢に向かって頑張るぞー♡

借金取りと母の愛

私のお母さんは毎日のパチンコに加え、借金もしていた。

いくらくらい借金をしていたのかは未だに謎。

 

金融会社らしき封筒が家にたくさん届いていたのと、時々押し入れの布団の間からお母さんが隠した封筒がごっそり出てくることがあって。

多分結構な額、借金してたんじゃないかなぁ…。

お父さんが気付いて、全額返金したことがあったけど、貯金がなくなったって言ってたから。

 

あのときの私は、借金がとにかくなくなって欲しかった。

黒いスーツ着て、頭をオールバックでガチガチに固めた借金とりが時々家に来てて

「お母さん、いる?」

って聞くの。

もうそれだけですごい怖かった。

借金とりはずーっと外でウロウロして、お母さんを待っていた。

借金とりはお母さんを見つけると、色々話していて、内容は全然聞こえなくてわからなかったけど、時々お母さんは泣きついてることがあった。

確か妹の情報によると

「子ども連れてくぞ」

とか言われることがあって、泣いてたらしい。

それを聞いた私もすっごい怖くて。

「早く借金がなくなって欲しい。普通に暮らしたい。」

というのが当時の私の願い事だった。

それだけで超幸せだと思っていた。

 

毎日お母さんは帰ってこないし

電話線は勝手に切っちゃってるし

大量の封筒は押し入れに隠してるし

借金返せなくて、家族のお金はとっちゃうし

私の給食費に使うはずのお金も使っちゃうし

 

あのときお母さんは色んなことから逃げていた。

 

毎日迷惑ばっかりかけられて、家族のことをこんな目に合わせてばかりいるお母さんは家族の誰のことも好きじゃないんだ。

自分が一番大事なんだって思ってた。

 

そうして

私が大好きだった、一番守りたかったはずのお母さんが

いつの間にか大嫌いな存在になってしまっていた。

それがすごく苦しかった。

 

今やっと気づいたよ。

借金とりに「子どもを連れてくぞ」って言われて泣いてた

ってことは

 

お母さんにとって私たち姉妹は大切な存在だったんだよね。

 

ちゃんと私たちは愛されていた。

 

お母さんも辛かったね。

今まで気づいてあげられなくてごめんね。